梅雨入の朝の大峯見えてゐし
近畿が意外に早く梅雨入りした。
午前中に九州、中四国が梅雨入りしたニュースがあったので近畿はまだ少し先と油断してたら、夕方のニュースでは一気に東海まで梅雨入りしたらしい。
朝方は、吉野・大峯連山のシルエットが確認できるくらい空が明るかったので虚を突かれた感じである。
とは言え、特別雨の少ない盆地には昼間は例によってまったく雨の気配はない。この分では明日に持ち越しかと思うたら、ちゃんと夜には帳尻を合わせてきたようである。
例年に比べ三日早く、昨年より一日遅いということらしい。暖冬化だの、温暖化だのいろいろあるが、暦にはいささかの揺るぎもない。
昨日は芒種、そして同日関東も梅雨入りしました。
しばらくすっきりしないお天気が続くようですが、紫陽花や花菖蒲などの梅雨ならではの花が見ごろになるので楽しみです。
少々足元が悪くても、あちこち出かけようと思っています。
鎌倉の明月院では、6月は庭園拝観もあるので行ってきます。
いい「梅雨」が詠めるといいのですが・・
おや、関東も梅雨入りだったんですね。
80年代に比べると、50ミリ以上の雨が降る年間日数が5割も増えているとか。今年も降れば土砂降りということが多いのでしょう。
私も、明日は定例の吟行で矢田寺に行きます。先日、ご紹介した矢田坐久志玉比古神社の故事から、この一帯は矢田と呼ばれています。生駒山地と併走して南北に連なる丘陵地帯も矢田丘陵といいます。
矢田寺はその中腹にある古刹で、近年紫陽花寺としても知られていますので、いい句を授かればいいのですが。