頭の体操

歳晩のダイソーあれもこれも買ひ

百円均一に立ち寄った。

ショッピングカートを手にしたのがいけなかった。
一つ買うと、つぎつぎ目に入ったものをカートに入れてしまう。ひとつ百円だからという気分のなせるわざか、急を用意しないものまで買う始末になった。
そのなかには数独の名人編二冊を含んでいる。これでしばらく頭の体操もできるか。毎日新聞の数独欄を楽しんでいるが、簡単すぎて物足りないのだ。

ローカル局への肌合い

歳晩のライブミニ局CM中

ガラス越しに見えるローカルFMのスタジオ。

奈良町商店街のど真ん中にあるライブスタジオの前にいる。
デスクにはアナウンサーとおぼしき女性がいるが、生放送中ではなく録音したお知らせや地元企業のコマーシャルなどが外部スピーカーから流しているようだ。
通りから珍しそうにのぞいている私などまるで眼中になどない風に、ちょっと垢抜けた女性は次の放送の原稿であろうかそのチェックに余念がない。

歳晩の雰囲気がいくらか不足している商店街にあって、ここだけスピーカーが鳴って慌ただしいテンポを誘っているが、誰も興味引かれるふうでもなくただ素通りして行く。まるでこの分厚いガラスは巷との距離を隔てる結界でもあるようだ。

自宅最寄駅前のロータリ地下広場にも地元FMスタジオがあるが、ガラス張りで広場からよく見える場所にもかかわらず立ち止まって見ている人を見かけない。
地元局に対する肌合いというか、愛着の度合いが測れるような気がした。
全国どこのローカル局でもこんな風なのか。そうだとすればちょっと寂しいなと思う。

ラッシュ

帰省子を待つ親の数歳の晩

今日明日は帰省ラッシュピークだという。

列島各地は今、子や孫の無事を祈りながらその到着を首を長くして待つ親だらけだ。
かくいう小生も長く住んだ土地を離れたので帰省子を待つ身となった。さらに、かつて帰省を待ってくれた親も他界し、待たせる身から待つ身へと変わったという実感は強い。
明日無事に着いてくれるといいと願う。