雪催い

降るものを底に集めて沼涸るる

溜池の多い郡山を通った。

かなりの部分は金魚池であるわけだが、灌漑用とおもわれる用水池も多い。この時期はいくつかの池は涸れていて、擂り鉢状になった底にいくばくかの水を残している。さすがに涸れた池には越冬用の鴨もいないければ、カイツブリ君たちもいない。その分水を湛えた池には多くの冬鳥が集まってくるようで、冷たい風にかかわらず車を停めて眺めたりするのも楽しい。

今日は生駒や葛城など盆地の南北に時雨の雲が走っているようで、とくに暗峠は時雨銀座と言ってもいいくらい何本もの時雨の柱が大阪を越えて流れているのが顕著だった。雪催いの雲ともみえて風も冷たい。
週末の受験生には気の毒だが負けずにはね返してもらいたいものだ。

“雪催い” への2件の返信

  1. 今日は断続的な時雨れ模様で今にも雪が落ちてきそうなどんよりした雲が垂れこめていました。
    朝から夕方まで出っ放し。
    もう夜は何処へも行く気がしない。
    暖かい部屋でまったりと過ごしたいな~

    1. まだ水道管が凍るところまでいきませんが、明日朝あたりはどうでしょうね。零下4,5度という予報なので。雪はあまり心配していません。めったに積もらない地区ですので。降ったら降ったで楽しもうかと。

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