荒星のどれもひとつの物語
凍てつくような星空である。
シリウス、オリオンの三連星、昴、、、、、。
どれも星座の構成員として名前を持っている。
8時頃に空をみてでんと広い空間を占めているのがオリオンで、これが中天に輝き未明には西に傾いて冬の夜空の主役である。
だが、この二三日余りにも寒いというか、震え上がるほど、痺れるくらい凍りつくような空気に長い時間外にたっていられない。地上が凍えれば星も凍えて、凍星となり荒星となる。
NHKスペシャルの地球温暖化2030年特集を見終わって、水蒸気が多くなるとはたして10年後これほど澄んだ夜空を見ることがあろうかという思いが頭をもたげる。
2030だの2050だの欧米のスローガンだけ唱えるだけで、そんな思い切った予算が来年度に投じているようには見えない。ますます、劣等国として世界において行かれるのではないかという憂いが増すばかりである。
家人が休日の日は唯一悠々と朝寝坊ができるのがうれしい。
寒いはずだ、目覚めたら雪が舞っている。
連日の寒さに夜空を眺める元気はありません。
思えば田舎で流星を観たのが先月の13日、あの日が暖冬最期の日でラッキーでした。
書道の作品(星めぐりの歌)をお稽古しているところです。
「オリオン」と「アンドロメダ」が見せ場かな・・・
荒星のきっぱりした厳しさを出したいと薄墨ではなく黒々させた。
感情豊かに仕上げたいのでもう少し時間が必要である。
初秋の星もいいですが、やはり冴え冴えするのは冬の星。
方角は家の向きにも関係していて、南東向きの我が家ではやはり北の杓子などはあまり見ません。生駒山地が迫っているのと言うのもあるでしょうし。真正面はオリオン。ほんとうにでかい星座です。