敗れ傘雪の重さにあらねども
朝からの雪で2センチほど積もった。
積もったが午後にはもう雪が止んで夕方にはあらかた消えている。
内科の予約時間がもっとも降った時間帯であったようで、無事に帰ることができた。
ただ、いつの間にか傘の骨が折れていたが、これは決して雪のせいではないようだ。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
敗れ傘雪の重さにあらねども
朝からの雪で2センチほど積もった。
積もったが午後にはもう雪が止んで夕方にはあらかた消えている。
内科の予約時間がもっとも降った時間帯であったようで、無事に帰ることができた。
ただ、いつの間にか傘の骨が折れていたが、これは決して雪のせいではないようだ。
霙だったり散らついたりしていますがまだ積雪はありません。
早朝、車のウインドウの端っこが少し白くなっている程度なので毎日の運転には差し支えなく有難いです。
明日からは寒さも少し緩み10度以上の日が週末まで続くようです。
今日まで暖房フル稼働です。
明日からは平年気温に戻るそうですが、何しろ寒中ですからね。明日朝の凍結には要注意です。
敗れ傘雪の重さにあらねども
これは! 川瀬巴水の風景浮世絵を見るような!
コメントを見ると骨が折れて破れた・・・とあり、どうもビニ傘みたいですが、そうは採らず、真っ赤な和傘のほころびに気付いたが、さほど大雪・荒れ雪でもないのに、どうしてかな、と空を見上げる、そんな一幕を連想します。
川瀬巴水の版画絵のことはよく分かりませんが、俳句もまたいったん作者の手を離れると、本人にはまったく想像もつかないような解釈が生まれることがあります。
掲句もそのように読んでいただいてありがたいことです。
巴水を、よく御存知無い?
ほだかさんが昔住んでおられた(と記憶するのですが)町田の版画美術館の目玉が巴水の芝増上寺です。この句で、まず頭に浮かんだのが、この名版画でした。 http://hanga-museum.jp/collectionimage/list009
無粋な人間ゆえ絵とか音楽とか、そのような高尚なものはとんと縁がないものでして。
歩いて15分ほどの近さに美術館があったのですが、散歩の木陰休憩くらいしか利用したことがなくて。
雪下駄に傘をすぼめて。あの大きな芝の大門前ですからちっぽけな存在ですが、釘付けになるように焦点が絞られてますね。