古流泳法

旧藩の泳法継いで寒稽古

藤堂藩の泳法に観海流というものがあった。

いわゆる実戦向きの泳法で、武器を手に長く水中にいることができる立ち泳ぎを得意とし、今でもその伝統を守り伝えようというグループがいる。
その寒中水泳の模様を昨日のニュースで見たのだが、巻いた鉢巻きに観海流と染め抜いているのをなつかしく見た。
我が母校では、その伝統を受け継いでか、明治の頃は全員が伊勢湾を往復する年中行事があったそうで、それが校歌にも謳われている。あの山口誓子の作詞、作曲は信時潔になる校歌である。
コロナ禍ということもあってか、今年は参加者が少ないようであったが、60代の御大も参加されて無事に終わったのは何よりである。

“古流泳法” への2件の返信

  1. 阿漕浦での寒中水泳、私もニュースで見ました。
    コロナ禍の中、若者から60代まで7人での伝統儀式だったそうで見ていて震えそうでした。
    でも泳者は焚火の前で元気そのもの・・・

    昨日今日と少し寒さも緩み陽射しに暖かさを感じます。
    今までが寒過ぎた分、余計に有難いです。

    1. 太鼓は映らなかったようですが、浜辺で太鼓で拍子打っていたはずです。焚き火で暖をとっていましたが、水の中の方が暖かかったでしょうね。

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