産みたて

寒卵落として揺るる椀の黄味

物価の優等生、卵。

一年中豊富に出回っている。
しかし、子供の頃の記憶では、自宅で飼ってもいなかったのでほとんど手に入らなかったようである。それだけ貴重なものだったのだが、とくに寒の卵は栄養に富んでいるとかで珍重されたようである。
たまに親戚に遊びに行って、産みたての卵を手にしたらほんのり温かかった。そのまま食卓へ、まだなま温かいものを玉子飯にいただいたことが懐かしい。

“産みたて” への2件の返信

  1. 子どもの頃、卵を産むのを鶏小屋の前で待っていた記憶があります。
    夕方になると鶏を畑に放してやってから小屋に戻すのが日課でした。

    さて今日は気温も上がりお出かけ日和、と言っても昨夜当地にも緊急宣言が出たばかり。
    コンサートのチケットが用意してあった。
    このコンサートは一昨年の9月台風で急遽延期になった。
    そして二度目の開催日は昨年4月コロナ真っ最中で又もや延期。
    三度目の今日、ホールに問い合わせたら開催するとの事。三度目の正直である。
    題して「恋するショパン」のピアノコンサート。
    ショパンのファンは圧倒的に多い、私の知り合いのピアニストはショパンの「葬送」に送られて逝きたいと言う。
    コロナ禍とは言え心に潤いを与える機会は必須だと考える。
    万全の感染対策をするのは当然として震えるような感動の余韻を胸に満足の一日であった。

    1. 万葉集読書会はとっくに再開してますが、定員の四分の一と密を避けてはいても、同じスペースに大勢の人と一緒というのは拒否感が強くてあきらめています。
      復帰は来年のいつになるでしょうかね。

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