笹子来て終の栖のらしくなり
第一声を聞いた。
しかも庭でである。
メジロ、ジョウビタキというのはよく来るのだが、鶯が来たのをこの目で見、耳で聞いたのは初めてである。
庭では折しもみぃーちゃんが昼寝をしていたので、もっと見ていたいという思いと早く逃げろという気持ちが交差してハラハラドキドキのしどおしである。
メジロなどは木の枝に止まって地上には滅多に降りてこないので安心して見ていられるが、鶯は地上低くを移動するのが常などでとくに心配となる。
しばらく笹鳴きをしていたが、こちらの気配を察したか、やがて声が聞かれなくなった。おそらく1分以内のごく短い時間だったろうが、それはかなり長く感じられる時間であった。
ちなみに笹鳴、笹子は冬の季語。今年の冬は早いかもしれない。
庭に鶯がくるなんて珍しいですね、しかも笹鳴きを聞かせてくれるなんて!
鶯をまじかで観たのは現役の頃、会社の大窓に衝突して失神したのが初めてである。それ以来見たことがない・・・
好天は今日まで、扇風機を片付けてしまったが今日は扇風機の風が恋しいような一日であった。
来週から気温は下がるとか・・・冬は早いのだろうか?
今日は映画を連続で二本、時間差三分でエンドロールをパスしてトイレ優先。
昼抜きの映画鑑賞であった。何とも自由気儘な毎日で罰が当たりそう!!
今日も夏日らしいです。
天気下り坂と言いますから、この暑さも今日までかもしれません。扇風機の片付けはあとしばらく待ちます。
笹子来て終の栖のらしくなり
笹子? skyblueさんのコメントで鶯と知りました。
甲州街道/中央高速に「笹子峠」ってありますが、てっきり、昔、峠に笹子餅屋があったからと思っていましたが、鶯が居る峠だったんですね。
でも、冬近く鶯が訪れチュッチュと笹鳴きする我が家は、終の栖らしくなった、なんて、ほだかさん、まるで仙人みたい!!
笹子峠とはほんとにいい名前ですね。旅人にとっては、冬に入ろうとする甲州街道の難所も鶯の声で癒やされたことでしょう。
仙人のように霞食ってるわけではないですが、別にうまいものを食いたいとは思わなくなったし、欲というものが徐々に雲散していくような暮らしです。あのまま東京に残っていたらこういう気分には慣れなかったでしょうね。呼吸を深くすればすぐに寝入る特技も身につきましたし(笑)