庭の葱抜きて夕餉の汁たらん
近くに葱などがあればこういうとき便利である。
命ぜられるまま懐中電灯を照らして葱を採りに行く。
昼間摘んできた間引き春菊と合わせれば即席の鍋の具となる。
少々暖かい十一月なので格別鍋が恋しいわけではないが、おあつらえ向きに人参、椎茸、白菜、糸コンの買い置きがある。
いつものように老い二人が向かい合って、たいした話題もないまま鍋をつつく時間が流れてゆく。
終われば誰が言うまでもなく一人が食器の後片付け、洗いに向かえば、もう一人は風呂の湯を張りにゆく。
だいたいは家人が風呂に入っているあいだノートパソコンに向かって今日の一句を考えている。
そして、そのあと風呂から出れば一時間ほどで床に入る。これがいつもの日常である。
日常のルーティーンは大体決まっていますね。
我が家では食事前にいつもお風呂の習慣がついていてこの流れはなかなか変えられません。
これからの寒い季節は寝る少し前のお風呂がいいかも知れません。
家人が帰宅したころにお風呂はとっくに冷めているらしいです。
それにしてもこの11月は暖かく過ごしやすいですね。
この日常がいつまでも続いて欲しいですがそうもいきません
もう寒さは目の前に来ているのでしょうね。
私より先に入浴した家人はその一時間後はもう舟を漕いでます。私も上がった一時間ほどが一番寝つきがいいようです。
やるべきことを終えて風呂に入るのは実にリラックスできますね。