晴っぷり

新月の底は銀とぞ霜の声

夜中に目覚めて外を見た。

月がない夜にもかかわらず、通りも町並みも街灯があるせいだろうかぼんやり浮かぶように輝いている。まるでいぶし銀の景である。
未明に向けて霜がいまだ太りつつあるのだろうか、不思議な世界に迷い込んだような感覚にとらわれる。
もしかして今年一番の霜の厚さになるかと思ったが、実際に目覚めると特別変わらない様子だった。
厳しい朝だったが、昼間は今日もまた大寒らしい晴っぷりである。

“晴っぷり” への4件の返信

  1. 年末年始コロナのおかげで一堂に会しなかったので遅ればせながらの新年会である。
    一族10名元気に集うことができやれやれの食事会。
    やはり一番の注目はひ孫で寒さも吹っ飛びそうな効果がある。
    今にも歩き出しそうな成長に皆目を細め安堵の思いである。

    1. コロナを五類にするに賛成が半分以上とか。検査、医療体制とも伴わないのに、今の中国を笑えない状況必至。
      何病も抱えていては耐えるしかない。
      一家団らんも息災ならばこそ。お気をつけください。

  2. 新月の底は銀とぞ霜の声

    小生には、新月時の月は刃物のように見えますが、”新月の底”とは面白いですね。何の底か?、底が銀色とは?、
    末句の”霜の声”、どんな事を呟いたのか色々思い馳せるのが楽しいですね。

    1. 少し言いたりないですね。推敲不足です。「夜の底」というニュアンスを表現したかったのですが。力不足でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください