葉の落ちて大層な柿の顕れり
毎年立派な柿を生らせる家がある。
年に何回か植木屋が入って手を入れているのだが、今年はおおきく茂った葉ばかりのようで、やはり干魃に近かった夏の暑さで実の入りが悪かったように見えた。
ところが、黄落が始まるとまもなくそれまで隠れていたいつもの立派な実が生っているではないか。
裏年とみえて去年の半分くらいの数しかなさそうだが、大きさでは決して引けをとらない。
老夫婦が協力し、昔ながらの先が二つに割れた竹竿を操りながら大きな籠に入れてゆく光景がまもなく見られるだろう。あれだけの数があると全部はとても取り切れそうもないが、何杯もの籠がいっぱいになるほどであるのは送る当てはあるのだろう。
田舎でよく父が例の竹竿の道具で柿をとっていた姿が思い出される。
あれも数が多いと根気の入る作業である。
大振りであれば柿の数も少なく小ぶりであれば収穫も多いのでしょう。
全体的には同量ぐらいなんでしょうかね。
スーパーでは柿のお値段も結構高いのに驚いている。
今日はさつまいものご飯を炊いた。芋の甘さと塩加減が絶妙で美味しかった。
サツマイモは収穫後日をおくと甘味が増すといいます。ちょうどその時期になりますね。わが家でも夕べはサツモイモのサイコロ切りが入って甘くて美味しい粕汁を堪能しました。
畑の旬のもの、春菊なども柔らかく香ばしく美味しくいただいてます。