寒風や違反切符をきる巡査
気温は二度。
道路も凍りつくような河っぺりの交差点でねずみ取りとはごくろうさまである。
見通しがいいはずなのだが、運転手からは見えない角度に巡査がひそんでいるせいかときどき引っかかるネズミがいる。ほんのちょっとの停止ができなくて、うっかりのミスが何千円かの罰金と何点かの犯則点をいただくことになる。
くわばら、くわばら。毎度のことなのでこちらは馴れたもので停止線のところできっちり停まり、さらに左右がよく見える点でまた停止し左右確認するのもすっかり板についたのであるが。
さすがに寒かったのであろうか、帰りにはもう巡査の姿はなかった。
すべての車はノーマルタイヤなので平坦で真っすぐの道路しか走らないことにしている。
連れ合いは中央線の最寄り駅まで家人を送っていった。
帰りも夜遅くに積雪した車の雪払いが大変だと電車の時間に合わせて迎えに行く予定らしい。
唯一の稼ぎ手、一応は我が家の大黒柱。どうも私より大事にされている。
できれば雪、とくに凍った道は走りたくないものです。過去何度もひやりとした経験があるので、寒いところに住んでいる人はほんとに大変だろうなと思います。