和毛

狐の子群れ遊ぶごと枯尾花

狐も枯尾花も季語である。

この場合、枯尾花の揺れる様がじゃれている子狐の尻尾のようだと云ってるので、狐は副物、枯尾花が主として扱った。名阪国道・大和高原あたりは葉もすっかり枯れていよいよ冬の景色であった。枯尾もまだ風に飛ばされず、和毛のようになった穂が風になびいているのを狐の尻尾のように思えたのだった。

“和毛” への5件の返信

  1. 調べてみましたら和毛(ここげ)と読むのですね。
    猫毛のような柔らかい毛とありました。
    そして枯れたススキの事を枯尾花と言うことも。
    確かにあのふっくらしたススキの穂は狐の尻尾に似ていますね。
    色々教わることが多いです。

    言葉っておもしろいと思うし又怖いとも思います。
    ひとつ使い方を間違えばとんでもないことになるし恥ずかしい思いもします。
    でも言葉のプロではないのだから時には間違えるしあまり神経質になるのもどうかと思いこのコメント欄では自由に書かせていただき又しょっちゅうミスも犯しています。
    どうぞ、大目に見てお許しを!!
    これからもいろいろ教えていただきたいです。

    1. ありゃあ。「にこげ」のつもりで書きましたが「ここげ」という読みは全く思い浮かばなかったです。
      こちらこそ誤った用法はいっぱいあります。どしどし指摘してください。

      1. まったくもって何たることでしょう、ごめんなさい。
        「にこげ」を「ここげ」と読み違えてしまう私。
        わざわざ自ら恥をさらす醜態・・・
        私、仮名まで読み違えるようになったかと思うと親の認知症を哀しんでいる場合ではありません。

  2. 枯尾花、そうですね。草っぱらも緑から黄色そして茶色へとすっかり変わりましたね。今朝は霜がおり氷も張って白っぽくもあり寒々しい風景でした。心配しなくても季節は廻りますね。

    1. 今年の冬は潔いというか、きっぱりやってきましたね。いつもより一ヶ月長いつもりで覚悟を決めましょうか(笑)

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