伊賀街道

留守電の主は伊賀路か時雨の忌

夕方に気がついたら携帯電話に留守電が入っていた。

個展を無事終えられた澤口先生が、帰国の途につかれる道で「ただ今斑鳩インター付近を走っている」という言づてだった。これから名阪国道を抜け神奈川へ向かわれる途中だと思われる。

名阪国道といえば伊賀街道と言ってもいい道路。伊賀と来れば芭蕉。
全くのこじつけになってしまうが、明日14日は旧暦十月十二日。芭蕉忌である。
雲厚く今にも雨の来そうな空寒い日なので、一日フライングしても許されるかな。

“伊賀街道” への6件の返信

  1. 今年は澤口先生にお目にかかれなくて残念でした。
    個展を盛況のうちに無事終えられて何よりでした。
    伊賀越えをして懐かしの津から東へ・・・
    先生いつまでもお元気で!!

    そうですか 明日が芭蕉忌ですか。
       野ざらしを心に風のしむ身かな   

    1. 「身の入む」とは「しみじみと人の世のあわれ、人生の寂寥感を味わう」。秋の季語。とくに秋風にそうさせるものがあるとは日本人の感性といったところでしょうか。

  2. 芭蕉忌のことを時雨忌ともいうのですね。
    歳時記をもっとしっかり読まないといけませんね。知らないことが多くて・・・
    昨日、今日と関東は抜けるような青空が広がっています。
    少し寒すぎるようです。

    1. 先日のNHK俳句の兼題が「芭蕉忌」でした。秀句に取り上げられているのをみると、イージーに使うのは避けねばと思うのですが、やはり難しい部類ではないでしょうか。
      「翁忌」「桃青忌」も同じです。使い分け?、真面目に考えるとますます難しいですね。

  3. そうですか、芭蕉の忌日は今頃ですか。
       旅に病で夢は枯野をかけ廻る
    1694年没、319年前。この年齢になるとそんな大昔ではないような気がします。

    1. 大津・義仲寺の今日は芭蕉を偲ぶ人がおおぜい訪れているのでしょうね。
      中世の武人にことのほか心を寄せていた芭蕉ですが、「木曽殿と背中合わせの寒さかな」という弟子の句はそれをよく表していると思います。今日は野暮用があって訪問できないのが残念です。

キヨノリ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.