踏み跡は獣道かも冬紅葉
風もなく天気のいい日曜日だ。
信貴山のハイキングコースを振り返ったら、「注意イノシシ出没」という看板に気がついた。今登ってきたばっかりの道だが、たしかに猪や猿などが出ても不思議ではない道のようである。
はたして、下る途中でどう見ても人が踏んだ跡とは見えない道が藪の中に続いているのが見えた。周りを見渡しても単なる雑木林のようでとても人の手が入っているようには見えない。
朝夕はともかく昼間は人もポツポツ通るコースだしあんまり心配することはないが、これから山に餌が少なくなる季節でもあり、用心するにこしたことはなかろう。
信貴山の仁王門をくぐったら見事な紅葉。
近頃は餌を求めて里にも出没します。
突然出あたったりすると驚きますよね。
以前田舎の低い山を歩いていたら何やらごそごそと音が・・・
鹿でした。鹿も驚いたのか尻尾を見せて逃げていきました。
鹿や猪を里山で見ることをもう「遭遇」とは呼べなくなるのかもしれませんね。先月の吟行先・室生の山村で夕方になるとゾロゾロやって来るよと、何でもないような風に話しているのを聞いてそう思いました。