難題

山の井の竹樋きりだし年用意

年用意はいいが、春支度という季題は難しい。

毎年の決まり切った年迎えというのは幾らでも思いつくが、そうではない迎春準備と定義される「春支度」を詠むのは私には難題だ。正月をことのほか大切だという意識が、薄れてしまっているのが原因だろう。
今まで家庭や家事のことを家人に任せきりできたことを図らずも露呈しているとも言えよう。

今日締め切りの句会には何とか出句してはみたが、とても満足できるものではなく披露は差し控えておくことにする。

“難題” への2件の返信

  1. そうか「春支度」も冬(年末)の季語なんですね。年用意とどう違うんですかね。
    ウチでも昔の正月みたいな感慨は全くありません。ただ賑やかになるだけです。

    1. 賑やか、大いに結構じゃありませんか。みんなが揃って集まるうちが華ですよ。

      春支度とは、春着を縫うなど、と説明されてますが、例えばお孫さんたちのために凧揚げの材料などを用意するとかを言うんでしょうね。

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