冬の命

墳丘に伸びるともなく冬の草
冬の草伸びるともなく生いにけり

下萌かと思ったが、冬の草であった。

引き飛ばされないで地面に踏ん張っている枯れ草の間から、しっかり顔を出している。おそらくそこからさらに背を伸ばすのではなく、そのままの姿で冬を越すのであろう。
寒のど真ん中にいても、万物枯れているのではない。冬には冬の命があるのだ。

“冬の命” への4件の返信

  1. 年が明けてからまともに散歩していません。
    すっかり怠け者になってしまいました。
    冬真っただ中でも命は鼓動しているのですね。
    枯れてるのは私だけかもね。
    リビングとキッチンを往復するぐらいで家でも動かないので歩数計も動きません。また肥りそうで心配です。
    映画館には顔面大マスクをしてせっせと足を運ぶのですがねぇ~
    何か散歩のきっかけが欲しいですね。

    1. この寒さ、おまけに天気がすっきりしない冬ですからね。外へ出るのもおっくうになります。
      それとも、まさか、源氏ロス?
      寒のまっただ中ですが、思い切って腰をあげましょうか。

  2. 紅の盆梅が今年も咲きました。去年、大雪で折れたのでどうかなと心配していましたが、無事に咲きました。折れた部分に包帯を巻いて養生させたのが良かったようです。植物の生命力は強いですね。
    ただ、折れなかった枝にはほとんど蕾がついていません。鉢の中の栄養素も梅の気力も折れた部分につぎ込んだようです。
    すべてがうまくいくことはないのですねえ。
    白梅はまだ咲いていません。2~3日うちには咲きそうにほころんでいます。

    1. 驚きました。折れた枝に全精力を注ぎ込むんですね。
      ただでさえ厳しい環境なので、生き残る道を選択した結果でしょうねえ。
      1月ももう下旬に入ろうとしてますから、早咲きの梅便りも間もなくですね。

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