冴え渡る

機影かと見紛ふ寒夜の星なりき

関空方面に向かう旅客機についてはすでに書いた。
皆既月食の翌夜は風もなく、月が青々と冴え渡っている。

いつものように盆地の南方向を見ていると、南東の空低くに明滅するものがあったので旅客機だとばかり思ったがちっとも近づいてこない。やっぱり星だ。今夜はやけに空が冴えているようだ。

“冴え渡る” への5件の返信

  1. 近頃 めったに夜空を見上げた記憶がありません。 
    それだけ心に余裕をなくしているのかもしれません。
    都会の夜は人工的な光ばかりできれいな星空はまず見られません。

    次回、田舎に帰った時には夜空を仰いでみましょう。
    お天気さえよければ確実にきれいなはずです。
    一句できれば良いのですが・・・

  2. 【青山宗匠もコメント陣に加わってもらえるようで、本欄も賑やかになりますね。。。】

    「冴える」と言う語を辞書で引くといろいろ意味があるけど、そのトップが「寒さが厳しくなる、しんしんと冷え込む」ということで、まさに俳句の季語なんですね。この言葉大好きです。

    冬の夜空と言えば「冬の星座」、、、この歌詞はすばらしい。
     「木枯しとだえて さゆる空より 地上に降りしく くすしき光よ
       ものみないこえる しじまの中に きらめきゆれつつ 星座はめぐる」

    冬の季語がちりばめられている。。それにしても「さゆる」・「くすしき」・「いこえる」・「しじま」、、小学生には難しい。わけも分からず、いいなあと思って歌ってたなあ。。

  3. 青山さんからのコメント見過ごしていました。依頼した張本人なのにね。
    「人間至る所青山あり」良い俳号ですね。
    だんだん賑やかになってきましたね。

    俳句に素人の私はコメントと言っても日々の雑感を記すぐらいなのですがこのページから学ぶ意味で毎日楽しく拝見しております。
    ほだかさんの句に、はは~ん、なるほど、そうなんだ、ふ~ん、とうなづいていま~す。

    私も「冬の星座」大好きです。
    思わず口ずさんでしまいました。素晴らしい歌詞です。

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