冬鳥

寒禽のただ群れ寄りぬ大和川

大和川は意外に鳥が少ない。
2キロほど探しても冬鳥の群れが二つか三つ。
いたとしても、声もしなければ動きも少ない。どこか地味なのである。

この時期ならいくつもの種類の冬鳥たちがみられるはずなのだけど。
考えられる理由は、ひとつはやはり寒い、ふたつはだから餌が少ない、であろうか。
いずれにしろ彼らが渡ってくる場としては条件が悪いということだ。

殺風景な川沿いを流しているとき、彼らがいればどれだけ慰められることか。
この点だけは、ちょっと寂しい。

“冬鳥” への5件の返信

  1. 寒禽、この季節にぴったりの言葉ですね。寒さで動きの少ないちょっとメタボな鳥のイメージでしょうか。大和川には少ない、、寂しいですね。

    冬の鳥と言えば、先日の句会で「浮寝鳥」という季語を教えてもらった。いろいろあって楽しいですね。。

    寒い中でのポタリング、万事お気をつけて。。

  2. 堤防を上がれば目の前は一級河川の庄内川。
    伊勢湾に注ぐまで水鳥、野鳥の宝庫らしいです。
    私、鳥のことは不勉強で目の前の鳥の名前がよくわかりません。
    昨日17回かけてついに最後の琵琶湖ウオークを完歩。
    そこで一句
          近江の海 葦と憩いし 鴨の群れ
    ほだかさんのアドバイスでとにかく詠んでみました。
    すると言葉が次々と浮かんで駄作ばかり10句もできてしまい驚きです。

  3. スカイブルーさん、大願成就おめでとうございます。敬服です。是非全行程を通じての感想など聞かせて下さい。

    10句も出来るなんてすごいですよ、何せボクなんぞ寡作ですから、、、
    「近江の海」、この言葉いいですね。。

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