竜田公園

手袋をはずし斑鳩探しおり


今日は三室山・竜田公園をめざすことにした。
自転車では近すぎて運動にならないので、今日も徒歩。
万歩計は12,000を指した。
三室山は標高80数メートル程度しかないが、たっぷり歩いた後なので頂上にたつと汗ばむほどである。
写真の残り紅葉の向こうは斑鳩の里である。


三室山登り口にある能因法師と在原業平の歌碑。

嵐吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり・・・・・能因法師

ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれないに水くぐるとは・・・・・在原業平

能因法師はこの山の南側(現在神南町と呼ばれる)の三室堂に起居していたらしく、公園整備の際に供養の五輪塔が頂上に移されている。
また、この神南を歩いているとき気づいたのだがあたりには「紀」姓が多い。古豪族の末裔かもしれん。
いかにも「神なび」の山である。

“竜田公園” への5件の返信

  1. 12000歩、10キロ弱。けっこうですね。さぞ気分いいかと思います。80数メートルといっても周りに何もなければ眺めはいいのでしょうね。紅葉越しの斑鳩の里、写真でチラリと見えるところがまたいいじゃないですか。。。

    能因法師、そこにも住んでいたのですね。芭蕉は奥の細道では白河の関で「秋風を耳に残し、、、」、象潟で「能因嶋に舟をよせて三年幽居のあとをとぶらひ、、、」と能因法師の足跡を辿っています。

    百人一首は600年にわたる(飛鳥~鎌倉時代)アンソロジー。三千百文字(31X100)の
    日本文化の結晶だと思っています。是非ご賞味あれ。。。

    1. 百人一首は文庫本でも買ってなぞってみる必要がありそうですね。
      古文の授業が苦手だったなあ。古田さんの顔が浮かんできたよ。当時ろくな勉強してないので今苦しんでます(笑)

  2. 百人一首の話題が出たので本棚から小学生の頃、父が買ってくれたものを取り出してみました。
    東京精分館特選 普及版上製 繪入り 小倉百人一首 
    値段は480円とありました。
    相当使った様子で箱は崩れ(ガムテープで補修)札は黄ばみ、埃っぽい。
    その箱に小倉百人一首朗詠のテープも入っていましたが、これはおそらく息子たちが子どもの頃のものと思われます。
    一枚札(むすめふさほせ)を教えてくれたのも父でした。
    そう言えば坊主めくりに興じたことも懐かしい!!
    久しぶりにお正月にはかるた遊びもいいですね~

  3. 百人一首、これこそボクを古典の世界に落しこめた張本人であります。百人一首関連の本はいっぱい出てるし、みんなそれぞれのレベルでそれぞれの楽しみようをしている。素晴らしいことです。競技カルタの世界もすごいんでしょうね、、、小学生向けにもいろんなバージョンが出てる、親の代から受け継いだこの文化伝統、孫の世代にもつながなくっちゃね。。

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