猫またぎか

強面の葉を持つてして花柊

玄関脇の柊が随分大きくなってきた。

防犯用に、また隙間を埋めるためにもと植えたのが、去年あたりから花を一杯つけるようになってきた。
今年もこの一週間ほど白い花がびっしりとついている。折角だから香をかごうかと近づいたら、固そうな葉の縁が尖っていてそれが頬を刺すのでびっくりした。

この強面の葉に守られた花というのは、本当に小さく地味で、それだけではたいした魅力ではないが、あの微かな香りがどこからか漂ってくる風情がよいので歳時記にも取り上げられてるのだろう。

木が大きくなって茂った葉を敬遠してか、最近は猫が回り道しているようにも感じるのだが。

“猫またぎか” への4件の返信

  1. そうか、柊を植えれば野良猫よけになるかもしれませんね。
    ネットを張ってもトゲトゲを置いても何処からか侵入して糞をするのでイタチごっこです。
    野良に嘲笑われているようで口惜しいです。
    でも垣根全体が柊と言うのも風情ないですね。
    今はカイヅカの木が茂っていますがこれもかいくぐって侵入してきます。
    手入れも大変になりどうにかしたいと思案中です。

    1. カイヅカイブキはどんどん大きくなるし、何より幅を取るようになるので維持が大変ですね。歩道を占拠してしまうような家もあってね。
      猫はちょっとした隙があればどこでも通るので、防御は大変でしょ(笑)

      柊は鬼門に植えるとも言いますし、垣根にしてしまうのも変でしょうね。
      ときどき塀の高さより成長した見事な柊を見ることがありますが、これにはまた時間がかかりそうです。

  2. 冬の木で柊。形、佇まいから納得ですね。花に芳香があるとは知りませんでした。そう言えば近くで見た事ありません。見てみます。

    1. ちょうど今時期なので是非トライしてみてください。意外に上品な香りですよ。
      山茶花に隠れて目立たない花ですが、この楚々とした香が魅力なんでしょう。

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