少灯

口唇は語らふために冬灯

自分のいる処しか灯らない。

そんな日も今日で六日目。
洗濯は毎日しているし、問題は食事だった。

南天さんに発破かけられて、一念発起夕食くらいはと料理に挑戦してみた。
最初は、お勧めの豚汁。好きな塩鮭を焼いたものを添えて。今日は、きんぴら牛蒡と牛丼プラス野沢菜の漬け物、明日の夕食は肉じゃがにしてみようと思う。
冬だから、どうしても根菜ものが多くなるが、大根にしても牛蒡にしても、里芋にしても旨いと今さら思う。

自分で料理して新発見したのが、洗い物の要領。料理の合間に用済みのボウル、皿、俎、包丁などこまめに洗っていけば、意外に後片付けが楽だったことだ。今までは、食べた後の洗い物がおっくうで、料理する気になかなかなれなかったのだけど、これなら意外に新メニューに挑戦していけるかもしれないと思えるようになった。

昼のうどんくらいなら簡単に作れるようになって、いくらか苦手意識が薄れてきたかもしれない。
問題は、塩分がちょっと昔に戻ったように濃くなってしまうこと。これは要検討だ。

句の方は、今年は冬らしくない冬だけど、寒の内は「寒」をテーマにした句に絞って詠んでいこうと思ってます。

“少灯” への6件の返信

  1. おっ!魚水さん、料理に挑戦、いいですねえ。
    食べることは生きていく上での基本です。面倒がってはもったいない。
    野菜も豚肉も鮭も血となり肉となり、体の調子を整えてくれます。
    バランスの良い献立を考えているようで、感心しました。
    今日11日は「鏡開き」。市販のお供えを切って焼いて、井村屋の缶詰めの「ゆであずき」を使って、ぜんざいを作りました。
    簡単でしょう?
    ただ、母が昔小豆をゆっくりと煮てくれた時の匂いなどとは無縁なのが残念ですがね・・

    1. 「鏡開き」は固くなった餅を割るのに苦労したことを思い出します。ときには、黴もあったりしてね。
      今は、真空パックで包んだものを売っているので、今は昔の話かな。

      善哉に昔ながらの固い餅。旨そうですね。

  2. これをきっかけに新分野を開拓してください。
    洗濯も毎日とは私より上出来です。
    主夫業も経験してこそ要領を得るものです。
    その調子で頑張って奥さまを驚かせてください。

    1. あんまり自慢すると、それならやれと言われそうなので自重しておきます。
      今日の肉じゃがが明らかに味付けに失敗しました。明日の温めで、もう少し工夫してみます。

  3. おっ、すごい!差つけられてる感じ。
    料理は要領の塊りみたいなものでしょうね。料理が好きなウチの婿さん、3品同時に作る時の段取り手順を考えるのが何より楽しいなんて言ってました。まあ偶に趣味でやるから楽しいなんて言えるのでしょうが。

    1. もし、独りにおいていかれたら、自分で作るしかないので必要は何とやらではないですが、一歩前進したように感じます。
      もう少し、副菜の幅が広がれば楽だなと思いました。

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