二階の用途

寒餅の並ぶかつての蚕部屋

合掌造りの二階はかつては蚕部屋。

その蚕部屋も民宿業に商売替えした家ではもう面影は残ってないが、文化遺産を自宅として住んでいるところでは、倉庫やもの干し場などになっているようだ。

山菜など冬のための保存食品、それに寒餅を並べて干すのも二階だ。
白い餅、紅い餅、緑の餅、橡の茶色の餅。餅の色もさまざまで賑やかでいい。

“二階の用途” への6件の返信

  1. まさに白川郷、和田 家はその典型ですね。
    囲炉裏の火で黒光りした一階の柱、二階の梁と独特の縄結びの柱。
    昔の暮らしを思い出させる蚕部屋です。

    1. 合掌造りの家って意外に広いんですよね。
      二階でも何十畳とありそうです。
      ここに寒餅が並べられ、かき餅が吊ってある光景ってどれだけの量になるんでしょうねえ。

  2. 昔、年の暮に正月用の餅をつき正月が明けたらあられ・かき餅用の餅をついていました。色粉を入れて色をつけて、むしろの上に並べて干して。60年以上前になりますかね。

  3. 私も思い出しました。一月末くらいだったでしょうか?
    あられ、かきもち用の餅つきしていましたよね。
    白、薄いピンク、青のりの入ったもの、胡麻入りのもの、色々ありましたよね。おやつにしていましたよね。
    細かく切って乾燥させて、全部手仕事だったから、昔の親は大変だったでしょうねえ。
    三重テラスで販売していたので、懐かしくて買いました。

    1. 餅を切るにも力が要りました。乾きすぎると切れないし、そのタイミングが微妙で。
      干しておくと、反り返ったり、ひび割れたり。それも寒餅ならではのものでしたね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください