滋養満点

喉ごしの温みはつかに寒卵

毎日卵を取る役得といおうか。

産みたてを生のまま飲んでみたら、喉に僅かに温みを感じたのである。
今ではほとんどの家では、卵はスーパーで買うものとなっている。
冷蔵庫保管の卵など、喉ごしはおろか味でさえ何も感じないだろう。
だいいち、鮮度が心配で、とても生のまま飲み下そうという気持ちにはなれない。
せいぜい、卵かけご飯が関の山である。

寒の卵は滋養が高く、貴重なものとされていた時代の話。

“滋養満点” への4件の返信

  1. 鶏小屋で卵を産むのをしゃがんで待っていた幼いころ。
    まだほんのり温かみが残っていましたよね。

    近頃昔のことをどうしてこんなに鮮明な記憶として残っているのか不思議でなりません。
    それに引き換え昨日今日の事を忘れる始末。
    失せ物、落し物の名人になり果てています。
    いよいよ私も○○症のはしりかもね?

    1. skyblueさんも南天さんと同じように、産みたての卵を取った経験があるんですね。

      何を食べたのか思い出せないより、食べたかどうかを覚えていない方が深刻だそうです。
      私など、物忘れなど、日常茶飯事で誰にも負けません。

  2. 鶏は卵、牛は牛乳。人間の食にとってこの二つは偉大です。
    何のかんの言っても安く手に入るようになっているのはありがたいことです。

    1. 昔から家畜、家禽と呼ばれるものにはお世話になってますね。
      干支の中には他に、兎、馬、羊など。毛皮、労働などずいぶん助けられてます。

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