大年の会釈遠きに交はしけり
大年のホース片手の遠会釈
ふだん滅多に顔を合わせない人と目があった。
大晦日ということで家の前で洗車しておられる。当方からは50メートルほど離れているが、彼もまた玄関を出てきた爺さんに気づいたのであろう、こちらから軽く会釈を送ると同じように返してくれた。彼とは何年も前に同じ自治会の役員として活動したこともあり、知らない仲でないのでお互いに自然にもれたアクションである。
当方はとうとう今年は洗車はせず仕舞い。何度か暖かい日があったのでその気があればできたのであるが、体力とともに気力の方もだんだん衰えてきたようである。
ことしもお世話になりました。だんだん小さい世界のことしか詠めなくなってきましたが、来年もなんとか続けたいと念じています。
よいお年をお迎えください。