大根のぬいてくれろといふ天気
ほとんどが虫に食われて消えた。
大根は何本かが生き残ったものの生育がよくなくて、大きくても直径5センチほどしかない。
これだけ寒さが本格化するとこれ以上太くなることはあるまいと試しに抜いてみた。股根になることもなくすうっと伸びた一本だが貧弱さは否めない。
ジャガイモの跡地に葱を移植するついでに葱も何本か抜いてみた。こちらはいかにも葱らしいいい匂いがする。
ひさしぶりの小春日和に、手ぶらで帰らずに済んだ好日である。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
大根のぬいてくれろといふ天気
ほとんどが虫に食われて消えた。
大根は何本かが生き残ったものの生育がよくなくて、大きくても直径5センチほどしかない。
これだけ寒さが本格化するとこれ以上太くなることはあるまいと試しに抜いてみた。股根になることもなくすうっと伸びた一本だが貧弱さは否めない。
ジャガイモの跡地に葱を移植するついでに葱も何本か抜いてみた。こちらはいかにも葱らしいいい匂いがする。
ひさしぶりの小春日和に、手ぶらで帰らずに済んだ好日である。
大根の葉もはづみゆく猫車
軽トラまで「ねこ」に満載の大根を運ぶ。
ゴムタイヤは重量をうけてよく弾むが、つれて大根のゆたかな葉っぱもゆさゆさ揺れる。
昇りの畦道をバランスとりながらゆくが、後からついてゆくお婆さんの顔もほころぶ。漬け物にでもされるんだろう。
ことしも豊作のようで何よりである。
大根をもらつてくれろと差し出さる
沢山できすぎたからと立派な大根をもらった。
おそらく総太り大根の仲間であろう。
青首が新鮮そのもので、尻尾までしっかり太く、中ほどは三浦大根のように太く太くふくらんでいる。上々の出来である。今年はなぜか大豊作だという。娘さんや孫たちに送ってもなお余るのだという。
こちらはこの日虫にやられて散々な大根をあきらめて抜いていたというのに。
番組の大根レシピ走り書く
ときどきレシピの印刷を頼まれる。
パソコンの調子が悪いと言っては応援を求められるのである。
プリンターのインクの問題だったり、windowsの問題であったり、原因はさまざまだが、やっぱりwindowsはトラブルが多すぎる。
これを書いているのはmacだが、再インストールが必要になるようなトラブルはまずない。
パソコン初心者には間違いなくmacを勧めるだろう。それくらい安定しているというわけだ。
こめつきの糞のまさをの大根畑
間引きをかねて大根を引いてみた。
大きくはないが着実に、そして健康に育っているようで葉が青々としている。
引こうとして気がつくと、新しい葉がつぎつぎ生まれてくる中心近く、葉の色よりはるかに濃い緑の、これまた健康的な虫の糞がのっている。柔らかで健康な大根の葉だけをたんまり食べて、葉よりも濃い翠である。
これら小さな動物たちの糞も糧にして、畑の微生物が育ち、それが土壌を豊かにする小宇宙が形成されて、それがまた大根を太らせるのだ。
水道で洗い流して葉っぱごといただいた大根葉の浅漬けのなんとうまいこと。
大根のとなりの畑と比べ見る
生育が芳しくない。
久しぶりに大根を蒔いたのが、なかなか思った通りの大きさに育ってないようだ。
ただ葉は青々しているし、虫に食われてもそれ以上に葉が茂っているので気長に待つことにしよう。
そう、それが命に向かい合うことの大切な点である。命はそれぞれ固有の時間をもっているのであるから。
よく研いでまずは大根切り落とす
包丁を研ぐとさっそく何かを切ってみたくなるものだ。
できるだけスパッと切れるのがいいので、旬の大根はもってこいの相手役だ。
研ぎ具合、切れ味というものは一回切ってみるだけで分かるものだが、研ぎがうまくいったりすると何回でも刃を入れたくなる。材料を無駄にすると言って叱られるので、そういうときは皮むきでもしながら我慢するしかない。