戦禍の報馴れてはならじ春愁ひ
たどたどしい通訳の日本語に気を取られていた。
ウクライナの大統領スピーチはもう少し過激なことを言うかと思っていたが、意外に淡々としていてふだんから勇ましいことを言っている人たちを失望させたかもしれない。
ともあれ、ウクライナの戦禍は三週間をこえ、プーチンは進展せぬ戦果に焦ったか市民への無差別攻撃へと変わってきた。
誰も止められないプーチンの戦争。自滅を待つしかないのか。
その間にも万、いや何十万、何百万という人の命が失われてゆくのか。
戦争が長引けば経済はもちろん、我々の暮らしも無事ではすまなくなるが、彼らと連帯し自分の国で自由に生きられる権利を守るためにできることとはなんだろう。
少なくとも今起きている状況をしっかりと記憶にとどめておくことだ。