滴りて苔を一脈走りけり
水一滴が貴重な季節。
体が感じなくても水を十分に摂れという。とくに齢とってくると体温が上がっていても鈍感になるので自分では気がつかない危険が忍び寄っているらしい。そのせいか、意外にも室内での熱中症が外よりも多いというデータもあるようである。
昨日、今日あたりは今年一番の暑さ。
昨日はぼうっとしていたわけではないが迂闊にも鎌で指を傷つけてしまった。さいわいたいした傷ではなさそうだが、やはり注意力が散漫になっていたのだろう。
畑では西瓜がごろごろ生ってきて、あと一週間もすれば初収穫となりそうである。そうなると、また冷藏庫に入らないなどの騒ぎになりそうだが、素人菜園とはそんなもの。旬を迎えた野菜たちはこちらの都合にいっさい関わりなく好き勝手に実を生らせていくものだ。
いまのところ胡瓜もがぶりと噛めるし、野菜をおいしくいただけるのはありがたいことである。