三冊目の歳時記届く冷ややかに
そろそろ句作りは師につく時期に来ているのではないだろうかと考えている。
いくつか歳時記を買ったが、今度は「ホトトギス新歳時記」、いわゆる虚子系のものである。一方で現代俳句と呼ばれるものもあるが、抽象的、対比的な句が苦手であるし、そういうものを詠む前に基礎的なものを学ぶ必要があると思うからだ。
さいわいにも関西には多くの句会があり、その中からホトトギス系句会に入会するつもりである。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
三冊目の歳時記届く冷ややかに
そろそろ句作りは師につく時期に来ているのではないだろうかと考えている。
いくつか歳時記を買ったが、今度は「ホトトギス新歳時記」、いわゆる虚子系のものである。一方で現代俳句と呼ばれるものもあるが、抽象的、対比的な句が苦手であるし、そういうものを詠む前に基礎的なものを学ぶ必要があると思うからだ。
さいわいにも関西には多くの句会があり、その中からホトトギス系句会に入会するつもりである。
足柄を渡る鷹らに白高嶺
足柄峠では南への鷹の渡りが観察できる。
9月下旬頃がピークだが、そのころはまた富士の初雪も観察できるシーズンである。
渡りの中心となるサシバは、生息地となる里山の環境激変のため、その数がめっきり減っていると聞く。
せめて、峠を越えたら冠雪の富士を楽しんでもらいたいと願う。
初雁を報せる友のメールかな
ここのところ雑事や台風に紛れてしばらく川に出なかったので、毎年顔を見せてくれるカモたちのことも忘れていた。
今日、川の仲間からコガモの渡り鳥1号の知らせがあり、すっかり季節が入れ替わったんだなあと思った。
萩寺をめざすも萩のなかりけり
今日は若いI君と鎌倉ツーリング。
テンポは六十路に合わせてもらい、80キロ程度の旅を時間をかけて楽しんだ。
昼食後、目的のひとつである萩の寺で有名な海蔵寺に立ち寄ったのだが見事に萩は終了していておおいにがっかりしてしまった。
暑い夏だったので今が見頃だとばかり思っていたが、萩はやはり9月上中旬なんだろうか。
新しき慰霊碑二本曼珠沙華
関西に引っ越すのでペットたちが眠る霊園にお別れをしてきた。
今日はお彼岸で道路は大混雑。
霊園も大賑わいだったが、線香で煙る霊園の中で大震災で犠牲となった動物たちと人のための慰霊碑二柱が目に付いた。
新しい白木の柱の根元には真っ赤な曼珠沙華 が添えられていたからだ。
散り葉掃く朝の響きや野分去る
久しぶりに強烈な台風だった。
付近の道路は暴風に飛ばされた小枝や葉が落ちているのだろう。
今朝目が覚めたら、お向かいや隣の住民らが使う箒の音が小気味よく聞こえてきた。
台風で避難をしたる日の遠し
子供時代を過ごした土地はいずれも台風がよくやってきた。
台風15号のニュースを聞きながら、大阪時代だったか、冠水した道路を漕ぐように歩いて体育館のようなところへ父母姉妹とともに避難した記憶が蘇ってきた。
紀伊半島やそれに連なる近畿、中部地方はいわゆる台風銀座である。
ここ数年は九州、四国方面が被害に遭うことが多かったが、今年は本場紀伊半島が狙われている。
昔から年間雨量日本一とされ、本来雨に強い地方だが度合いが桁を外れている。
いつか、専門家が地球温暖化の結果として気候現象の極端化を言っていたのを思い出す。
風速や雨量などが従来の常識の倍程度のことがざらに起こるということらしい。
心構えとして予想外の事態も想定しておかなければならない。
それにしても、今日の送別会、予定通りやるの?