願うしかない

台風の逸れるも吾子の町へかな

台風13号の影響で昨日今日と天気がぐずつき気味である。

おかげで昨夜など久しぶりに熱帯夜を免れたが、それも台風直撃がないのを知ってのお気楽な発言。
考えてみれば、勢力こそ強大ではないにせよその台風は関東の方に向かっている。子供たちの行き帰りの通勤の足にも影響するだろうし、何ごともないことを祈るのみである。
台風が去ったらほんとう台風一過という空を願うばかりである。ひと月以上も高い湿度に苦しんでいるわけで早く解放されたいとこれも願うばかりである。

台風前夜

LED灯る充電台風来

台風が直撃しそうだ。

進路はまさしくわが家を指している。
影響のまだ出てない今日のうちにと庭のあれこれを適当に片付ける。
夕方頃から雨が降り始めるが、風はまだない。
明日の夜明けごろには相当の雨風が窓を叩きつけることになるだろう。

ほどほど

颱風の進路に期する土煙

盆地の中央部には南から北へ雨がよく通るようである。

一方で、北に生駒山地、東に法隆寺裏から続く矢田丘陵にはさまれ、南に大和川を接する三角地にあたる当町は雨雲のエアポケットであるらしい。県下に夕立の予報が出ていてもまず降らないとみていい。
これは、生駒山地と金剛山地の狭間を流れ大阪へぬける大和川がまるで鞴のような格好となり雨雲は吹きぬけてしまうのである。
だから当町の地理的な形はいわば風が渦を巻くように停滞するエリアなのである。
毎日のように奈良市内では激しい夕立や台風による雨が降るが、当町にはお呼びがかからない。
田はさいわいに山の水を溜めた貯水池があるので、特段の旱でもないかぎり困ることはないようである。
ニュースでは米どころ南魚沼では川の水を水源としている地域では、川の水流が細りあと二三日雨が来ないと稲は枯れてしまうという厳しい現実を見せられた。
温暖化現象というのは触れば土砂降り、降るところには降るが降らないところには降らない。ほどほどの水量というのは難しいようである。

人海戦術

台風の東ひがしへ海へ抜け

すぐに熱帯低気圧になったが局地的には大きな被害がでたようだ。

小さな台風だと言って侮ってはならない。油断ならないこのごろである。
今晩のヨコハマ球場の野球中継をみていると、雨の影響で開始時間がかなり遅れたようである。関東には長いあいだ雨が降ったとみえる。人工芝球場だから水もすぐに抜けるのではないか、あるいはそのような仕掛けがあるのではないか。あるいは特注のバキューム車でフィールドの水を吸い上げるとか工夫があるのではないか。
ところがおどろいたことに人力作戦。人海作戦でひたすら外野フェンス際に雨を掃き寄せるのにはおどろいた。
こんなところにも日本の遅れているところが垣間見えて、寂しいやら侘びしいやら。

新語

身ほとりのものみな軽し風台風

台風11号は小型ながら強力だという。

東から西へ水温の高い海域を横切るように進行しているのでみるみる発達し、風速70メートルの予報。裕次郎も真っ青な速度である。
沖縄あたりで一気に進路を北にとる予報なので、本土にも相当な影響がでるのではなかろうか。
九月と言えば台風の季節。過去にもいくつもの台風が日本を襲った。
近年は気候の激甚化が著しく、台風や集中豪雨などで耳慣れない用語をいくつも聞かされた。線状降雨帯、深層崩壊、バックウォーター、などなどどれも耳新しい言葉である。
これ以上新災害が増えないことを祈るのみである。

週末に備え

前触れの雨容赦なく台風来

命に関わる台風だという。

予想進路にあたる人たちの恐怖はいかばかりであろうか。
とくに今回は猛烈な風が心配されている。当初予想の80が85メートルまで台風が発達すると聞けば、空恐ろしくもある。
当地の朝は雨から始まった。紀伊半島南部、東海地方も同様の荒れようと聞く。
コロナの家籠もりに加え、雨戸を閉めて台風の無事に過ぎ去るのをただ待つしかない週末である。

庭のもの

天気図の指し棒先にある台風

最大風速80メートルだという。

裕次郎の40メートルなんて今ではお茶の子さいさい。
おそるべき風、自然である。
散らかっている庭のあれこれも放置したままだから、次の台風までには片付けなきゃと思うことしきりである。