反芻は煎餅にあらむ杜の鹿
いろいろ雑事にかまけていたが、正倉院展も今日が最終日とあって連れ合いと外出した。
入場には15分ほど待たされたが思ったよりも混雑も少ない。
ただ、目玉となる聖武天皇の太刀には内部で交通整理が行われるほど盛況。
刀身はとても1200年以上も昔のものとは思えないほどの輝きに驚かされる。
同時開催されている「なら仏像博物館」にも立ち寄って、飛鳥時代から鎌倉時代にかけての仏様たちも堪能した。
帰りは駅まで奈良公園をぶらぶら歩きしたが、図体の割に大きくて黒い眼の鹿たちがのんびりしていた。