とんだものをいて凩去りにけり
いやな予感がする音がした。
風はさきほどよりひとしきり強くなっている。
案の定干しておいた猫トイレが飛ばされて、粉々に割れている。
欠けるたび接着剤で修復してはだましだましここまできたが、どうやらもはやこれまでらしい。
永年使って愛着があるので惜しいが、買い換えるしかあるまい。
プラスチックの経年劣化というのは避けがたく何年に一回かは交換となるが、持続可能社会に反するようなこといつまで続けられるのだろうか。
それにしても、木枯らしはいろんなものを置土産にするものだ。