舐め舐め

枝豆やこの金剛の塩の粒

枝豆と塩。

これは切り離せない組み合わせ。
塩があるから麦酒も冷酒もさらにすすむ。
居酒屋で出されるものにはおそらく寸前にふりかけられると思われる塩粒が浮いていて、これがアピタイザともなって酒が進むのだ。
こうなると相当塩分が高くなるので、あらかじめ塩茹でされている家ではまずこんな食べ方はしない。
指まみれになった指を拭き拭き、舐め舐め、みるみる殻がうずたかく積もってゆく。
居酒屋とはまた違う枝豆の食い方。
秋の季語とはいうが、いまどきは早くから出回るので期間は長い。

丹波か

到来の枝豆生りし土思ふ

それは見事な豆だった。

味が濃厚である。
それに、粒が大きい。これは、ただの丹波ではないのではないか。
こんなうまいものが、ただ塩茹でするだけのレシピでいただけるとは、素材自体がよほどいいにちがいない。
豆類は概して、肥料は少なくていい。とくに枝豆はほとんどやらなくていいと聞くが、それも土壌がいいという前提である。
暑さ、寒さにまけず堆肥を施したり、土の手入れを怠らない不断の努力のたまものだろう。
そのままいただいたり、サラダに入れたり、グラタンに混ぜるなど、いろいろな食べ方を楽しませてもらった。

畑の主は、拙ブログにもコメントをいただいている渓山さんである。
ごちそうさまでした。

丹波の黒豆

枝豆の薄皮黒し丹波もの

丹波の黒豆を夏至の頃播種したものが、ちょうど収穫時期を迎えた。

とりあえず枝豆用にと2本ばかり抜いてきたが、やや黒味がかった薄皮に包まれて大きな粒が鞘におさまっている。食べ頃を過ぎたかと心配していたが思ったよりは柔らかい。この分だとあと1週間ほどずらしても問題ないだろう。
ただ、残りは煮物用にとっておく予定だ。