桜葺く軒に日集め繁昌亭
天神の裏手明るき桜かな
昼席の開場待ちて亭うらら
昼席の太鼓聞こえて宮うらら
この春から月に一回天満宮近くにでかけることとなった。
今月で二回目だが、行きと帰りといろいろな交通経路を試してみるが、ことごとく乗り換え時には迷子になる始末。
まったく土地勘というものがないので、東西南北の見当がつかないのだ。
毎回グーグル先生の指示する予定より10分も15分も多くかかってしまうのだ。
ま、その分新しい発見もあるわけで、今日などはひょんな場所からあの天満宮さんを見つけたので、早速寄り道した。
天満宮さんはさすが浪華の神さんで、摂社末社の数がそれこそ「ハンパナイ」。
それをグルグル巡りながら参拝する信心篤い人もちらほらで、これも浪華らしい。
天満宮さんには六つの門があるとかで、その内のひとつのすぐ外に役者の出待ちでもしているような人集り。
なんだと近寄れば、繁昌亭だった。どうやら昼席の入場待ちの人のようで、10人づつくらい順番に呼ばれてなかへ入ってゆく。
