侮れない

日覆の風にほころぶ日差しかな

ぱたぱたと風にはためいて日覆いの役を果たせない。

段々と日差しが傾いてきて朝夕は部屋に差し込むようになってきた。
少しでも遮ろうと覆いをするのだが、風が強い日は容赦なく降り注いでくる。
これから9月にかけての朝夕の日差しは真夏よりもよほど強敵なのだ。

アウトドアにて

今日もまた隣家の庭はバーベキュー

お隣の若いファミリーはバーベキューが好きなようである。

昼間の熱がまだ残る庭に水を撒いていると、肉が焼ける香ばしい匂いが漂ってくる。
子供たちの元気な声は、蚊に攻められながらのBBQだが、それもまた楽しという風情である。

2日目

夜困ると言いつつまた昼寝かな

本人は昼寝すると夜の眠りが浅くなることを心配している。

オリンピック放送をしばらく見ていたら疲れてきたようだ。
エアコンもほどよく効いているので、眠くなってきたらしい。
構わずそのままベッドに横たわってもらった。

介護2日目。
精神的にも肉体的にも比較的安定しており、家人を安心させている。

常ならぬ八月

八月は母と同居で始まりぬ

八月や母と一つの屋根のした

母の退院を機に奈良に呼ぶこととなった。

療養が必要とはいえ、まだ体の自由がきくし、緊急の事態が迫っているわけではないので、担当医と当事者を交えていろいろ相談した結果、慣れてもらうためにも早く来てもらったほうがいいと判断したからだった。
高齢者医療制度が意外に手厚いのにも救われた気がする。

これから決して平らな道ではないだろうけど、家族で力合わせて乗り切れればいいと思う。

昨日、日中気温は35度くらいになったが、午後湿度計をみると26%を指しているのでびっくりした。
空はあくまでも青く、照る日差しは強烈だったが、雲は昨日のような入道雲、夏雲ではなく秋の雲。
まもなく立秋。静かに秋が忍び寄ってきている。

夏を代表する花

汝が季節焦げはしないか百日紅

炎熱の日々が続く。

ぎらぎら照りつければ照りつけるほど、薄紅の輝きを増すような百日紅。
葉っぱもさして多くないのに夏の間中ずっうと咲きづめでよく木がもつものだと感心する。
近年夏の長さが伸びていて秋だなあと思える日はごくわずかになっているような気がするが、その暑さが続くあいだ咲き続けるのだからよほど強い木なんだろう。

あの紅い花を見ると疎ましいほどに暑く感じてしまうのは私だけだろうか。

猛暑の農作業

虫追ひの畦伝ひ行く煙りかな

家族総出で畦の草を刈っては火をつけてゆく。

草取りと害虫駆除を兼ねた作業だろうか。
燃えて盛んに煙りを上げているのもさっきはこちらの畦だったのが、今はもう隣の畦に移っている。

今日は実は「オクラ」を詠もうと考えていたのだが、よく調べると秋の季語であった。
それもそのはず漢字で書くと「秋葵」を当てる。
オクラとはokra、つまり英名なのだそうだ。和名では古くから「ネリ」と呼ばれているものに近いという。
wikiからの受け売り紹介です。

真昼の外出

身を入れる片陰ぞなき真昼かな

片陰というのは真昼には見られない。当然のことだけど。

用があって昼前後に外出せざるを得なかった。行きはいいものの帰りとなるともういけない。
陰を選んで歩こうにもその陰がまるでできないのだ。

上りの道を喘ぎ喘ぎ帰るのだった。