古家を今に飲まんと葛の花
散歩していると無住と思われる古家が散見される。
なかには葛の蔓が生い茂って屋根まで覆い尽くそうとしていることがある。このまま放置だとあと数年で家全体が飲み込まれ埋没してしまうだろう。
ニュースによると各地で持ち主不明の家が増えており、今にも崩れそうな家の増殖は近隣の安全を脅かしかねない深刻な問題になっているらしい。高度成長時代から今日まで政治や企業が一緒になって持家政策を推進してきたが、少子化、人口現象が加速度的に進むおりすでに数よりは質の時代に入っていることは間違いない。
追)急遽上京することになり、予約原稿です。