こもりゐる大工釘打つ秋の雨
決まったように朝7時半に来て、夕方6時20分頃帰る。
隣家の新築工事が着々と進んでいるようだ。今は内部工事だろうか、電動ドリルの唸る音、釘打ちの電動ハンマーの音などが聞こえる。鋸で曳く音、カンナで削る音というのは今では全く聞こえてこない。
同じ頃に近所で棟上げした大手住宅メーカーの工事は早くも足場が取れて完成が間近といったところ。12月竣工予定という隣家では、ひとつひとつ現場で部品を作り上げてゆく昔ながらの工法に近いのだろう。
全容はいまだ足場に覆われたままである。