顔見せに連れ来し野良の子猫かな
毎日餌をやってる野良猫「みぃちゃん」こと「都」が今朝子猫を四匹連れてきた。
子猫たちは今、冬の間みぃちゃんのために用意していた段ボール箱の中でおっぱいをもらって昼寝中だ。三毛、キジ虎、白+キジ虎、黒と毛色も四者四様で、ちょうど生後2ヶ月くらいだから可愛いことといったら。
どうやら交通量の多い道路をわたった先の農家の納屋で育てていたらしい。最初の納屋ではオーナーに見つかり追い払われたようで、その後の行動パターンからもう子猫は死んでしまったのだとばかり思っていたので、今朝箱の中でごそごそ動く気配でそれはもう驚いたこと。子の生命力もそうだが母猫のたくましさには驚くばかりである。それに、一体どうやって広い道路を渡って四匹も連れてきたのだろうかと感心してしまう。
問題は、子猫たちの将来で、とても全部は面倒見られないのでもらってくれる人を探さねばならないこと。何しろみぃちゃんは人に対する警戒が人(?)一倍強く、毎日餌をやってる私らでさえ抱くことはおろか触らせもしないので、避妊手術を受けさせることもできなかったのである。まずは子猫を手なずけながらみぃちゃんの警戒を少しずつ解いてゆくしかないのだろう。そのうえで避妊手術も済ませなくては。
いずれにせよ、今までの場所で子育てするより我が家の庭の方がいいと判断したのだろうから、ある程度の信頼感を抱いてくれているはずだし、頼られた以上は面倒はみずばなるまい。
いやはや、何かと慌ただしい5月になりそうである。