枝豆やこの金剛の塩の粒
枝豆と塩。
これは切り離せない組み合わせ。
塩があるから麦酒も冷酒もさらにすすむ。
居酒屋で出されるものにはおそらく寸前にふりかけられると思われる塩粒が浮いていて、これがアピタイザともなって酒が進むのだ。
こうなると相当塩分が高くなるので、あらかじめ塩茹でされている家ではまずこんな食べ方はしない。
指まみれになった指を拭き拭き、舐め舐め、みるみる殻がうずたかく積もってゆく。
居酒屋とはまた違う枝豆の食い方。
秋の季語とはいうが、いまどきは早くから出回るので期間は長い。