伊那谷の桃をはぐくむ水なりや
ここ数年毎年中元としていただく飯田の桃がおいしい。
それは大きな桃で甘さも十分、店で買えば相当な値段だろうと思われる一級品である。
桃は傷みが早いので、盆棚に毎日一個を捧げてはさげて冷蔵庫にいれて冷やして食べる、この期間10日くらいは続きなんとも贅沢な日々なのである。
山梨や岡山、福島県などは桃の生産地として知られているが、長野の伊那盆地もまた桃の名産地であったとは知らなかった。アルプスからの水が豊富なこと、天竜川をはさんで川霧とか冷涼な空気とかかわっているんだろうか。
伊那谷の澄んだ青空を思い浮かべながら今日もまた一個家人と分けて食べた。