底冷の好事魔多き南都かな
今日は文化財防火デー、法隆寺の火災より75年だそうである。
工事の火花が原因だったらしいが、文化財保全の認識が新たにされてこの日は県下各地でいろいろな行事が行われる。
この話とはまったく関係がないが、暦で言うと今が一年でも寒さのピークを迎える頃。先日も家人が十年ほど乗っているミニバイクのバッテリーがとうとううんともすんとも言わなくなって、バッテリー交換までの間アッシー君を仰せつかっている。
ホームセンターあたりに行けばあるかと思ったが、これが意外に高価でとても手がとどかない。交換はこれで二回目だが以前はもっと安かったはずと、アマゾンで調べたらやはり三千円弱でメーカー品が売っている。
商品が到着してさっそく交換、いざセルを回すがうんともすんとも言わない。これは不良品をつかまされたかとがっかりしたが、念のためクラクションを鳴らしたり、ウィンカーをいじってみても無反応。さては、とヒューズを確かめたらこれが見事に切れていた。
さいわいにもスペアがあったので交換して一発始動。
やれやれと近所を試走したが、うっかり手袋を忘れてその切れるように冷たいこと。昼間の気温五度ほどというのはよほど注意しなければならない。
奈良の寒さ、底冷えは京にひけはとらないようである。