適量

譲りあふねたの卵のおでん鍋

今晩のメニューはおでん。

数えてみると今年はこれで二回目。いつ食っても我が家のおでん出汁はうまい。
具材はだいたい偶数で構成されてるが、大根、椎茸、人参などの野菜物はそうとは決まっていない。
はんぺんとか、揚げ物なども偶数、奇数とも決まらない。
一日に何個も食べないと決めている卵だけは必ず二個、人数分である。
腹にだいぶ詰まってくる時分となるとあまってきた具を譲り合う。だいたいは僕がいただくことになるが、あまり無理して食わないようにもしている。適当な量を残せば明日のうどんの具に使えるからだ。二日目のおでん出汁でつくるうどんは、それは美味い。だから適量残すように食うことにしているのだ。

凍結?

融雪剤積んで四つ辻冬ざるる

道の角などに融雪剤の袋が積まれていると、いよいよ冬だなあと思ふ。

盆地は底冷えするので、一番寒い朝ではマイナス五度あるいはそれ以上くらいまだ気温が下がる。
そうなると橋の上など凍結しやすくなって、そのためだろうが融雪剤が橋のたもとに置かれてある。
実際には雪の道路などが昼間に溶け出し、それが凍るということが通常であろう。
家の前の道路は信貴山へ続く坂道、峠の始まりの部分であるので、雪の日などはとくに下りが恐い。
タイヤが重くて去年はとうとう冬タイヤへ履き替えるのをさぼったのであるが、果たして今年の冬の寒さはどうなのであろう。

察知

狂ひ咲くならひとなりし雪柳

毎年今頃になると庭の雪柳が帰り花を見せるようになった。

本来なら枯れかかっていて、冬の切り詰めをまつばかりであるのに、葉が落ちないのだ。
相当場所を取ることもあり、この冬はもう抜いてしまおうと思っていたので、それを察知してなのかどうか。

端境期

戸をたてて直売店の冬ざるる

予報では太陽が顔を出すはずが終日曇。

気温も予報より低い。
世がすべて暗く見えていよいよ冬の感が強い。
近所の野菜直売店も最近は休みが多い。秋物と冬物の端境期でもあるのかもしれない。

慢性喉頭炎

変な咳やまず味覚のありやなし

ちょっと風邪を引いたなと思っていたら、その後咳がやまなくなった。

喉から胸にかけていがらっぽい咳で、もう随分昔に慢性喉頭炎と診断されたことを思い出した。その後はインフルエンザにもかからずそのことをすっかり忘れていたが、この一二年はちょっとした風邪をよく引くようになって、やはり齢とともに呼吸器系にすぐ影響するようになったのを実感するのである。
こうなると、コロナ感染にはとても耐えられないだろうなと思うと、しつこい咳をはやく治めなければならないと焦る。
家人は心配しているが、幸い味覚、嗅覚はあるので今のところ大丈夫なのだが。

mac推奨

番組の大根レシピ走り書く

ときどきレシピの印刷を頼まれる。

パソコンの調子が悪いと言っては応援を求められるのである。
プリンターのインクの問題だったり、windowsの問題であったり、原因はさまざまだが、やっぱりwindowsはトラブルが多すぎる。
これを書いているのはmacだが、再インストールが必要になるようなトラブルはまずない。
パソコン初心者には間違いなくmacを勧めるだろう。それくらい安定しているというわけだ。

一陣の風

風無くば陸のクリオネ雪蛍

絮のように目の前を流れていった。

最初は埃かとおもうほどの数で、それは綿虫だった。
綿虫を観察しようと思えば風の日は難しい。それこそ無風、それも夕日が低く差す時間帯がいい。青白く透けて、それはまるで海のクリオネのように優雅に舞うのを目にすることができる。
一陣の風でもふけば、それこそさっと攫われるようにどこかへ姿を消してしまう。今日はその瞬間に立ち会ったわけだ。