高枝に鷹をいただき三日かな
ハイタカが高枝にまどろんでいるかのように見える。
この公園で鷹を発見したのは初めてだ。
詳しい人によると、ハイタカのみならずオオタカも観察できるらしい。
三日にしていつもの馬見丘陵公園には人が多く出ている。散歩やら、ジョギングやら、探鳥する人やら。
中央の丘の広場では空を全部埋めるほどの凧をあげている。ほとんどすべてと言っていいくらい市販のカイトばかりで、自前で作ったような凧は一枚もない。
凧の図柄も正月の目出度さとは無縁で、幾何学的な模様とコントラストの強い色だけが目立つばかりである。
今夜は鷹の初夢でも見られればいいがと思う。