大川を上りつ下りつ緋鳥鴨
先日大和川には鳥が少ないと書いたが、そうでもなさそうである。
というのは、今日は大和川辺に沿って散歩してみたところ、家から川に出てすぐ(河口から29キロ地点)にアオサギを発見、さらに行くとヒドリガモの群れやらカイツブリの夫婦、大サギ、軽鴨、100羽ほどの川鵜軍団などがいるではないか。
まさに”灯台下暗し”。
クルマや自転車でスピードを得ることはできるが、見落とすものが多いということだ。
めざせ5000句。1年365句として15年。。。
大川を上りつ下りつ緋鳥鴨
先日大和川には鳥が少ないと書いたが、そうでもなさそうである。
というのは、今日は大和川辺に沿って散歩してみたところ、家から川に出てすぐ(河口から29キロ地点)にアオサギを発見、さらに行くとヒドリガモの群れやらカイツブリの夫婦、大サギ、軽鴨、100羽ほどの川鵜軍団などがいるではないか。
まさに”灯台下暗し”。
クルマや自転車でスピードを得ることはできるが、見落とすものが多いということだ。
今年また義姉の大根土のまま
この冬も義姉が土付きの大根、白菜を送ってくれた。
なんといっても土にこだわった家庭菜園の有機栽培だから、味はスーパーのものとは別格で、より濃いものだ。
今年のは辛いよという話だったが、なんのなんの煮物にしたら甘かった。
ぽんぽんのはたきを買ふも師走にて
猫の餌を買いにホームセンターへ。
ついでに年末なのではたきでもと探したら、あの竹の先に幣みたいなものを結んであるのは全くない。
魔法のぞうきんとか、クルマではあるまいになんとかワイパーとか、およそ風情を感じないものばっかり並んでいる。
仕方ないので、ぽんぽんみたいなものを買ってはたき代わりとしよう。
伊賀越えて鈴鹿颪の石薬師
今日は三重の何カ所かを慌ただしく巡りました。
名阪道路で伊賀盆地を抜け最初に着いたのが鈴鹿。
石薬師のあたりはこの時期風が本当に冷たいです。
佐佐木信綱資料館というのがあるけどね、これは行ったことがない。
浪曲で知られる次郎長と安濃徳、黒駒一家(だっけ?)との決戦場だった荒神山も近いです。
(追:次郎長は吉良の仁吉の敵討ちのため後で参戦したというのが正しいそうです)
鈴鹿山系の山は時雨れていて、雪が降っているようでした。ときどきぱらぱらと雪粒も飛んできました。
ゑひ泳ぐやうな雲出て寒月夜
風が冷たいですね。
今晩は、今冬一の冷え込みだそうです。
この句は月の出が遅い今日の光景ではなく数日前に見たものです。
大きなエイがヒレを広げて南の空からこちらに向かってくるような雲があって、ヒレの先端部分が月に照らされているので立体感をもって迫ってくるようでした。
今日の日経夕刊にある「冬の大三角形」もはっきり見えますよ。
参拝の歩み止めたり冬紅葉
大神神社の続き。
拝殿への階段に大きな紅葉がかかっていた。
周りは大きな杉で鬱そうとしているので、そのコントラストが鮮やかでしばし見とれる。
寒禽のただ群れ寄りぬ大和川
大和川は意外に鳥が少ない。
2キロほど探しても冬鳥の群れが二つか三つ。
いたとしても、声もしなければ動きも少ない。どこか地味なのである。
この時期ならいくつもの種類の冬鳥たちがみられるはずなのだけど。
考えられる理由は、ひとつはやはり寒い、ふたつはだから餌が少ない、であろうか。
いずれにしろ彼らが渡ってくる場としては条件が悪いということだ。
殺風景な川沿いを流しているとき、彼らがいればどれだけ慰められることか。
この点だけは、ちょっと寂しい。