雨寒し春分の日の甲子園
お彼岸の小菊買うなる平群かな
たまに日射しはあったものの。
雨かさもなくば曇、しかも強風である。午後には雪交じりの雨も加わって、昼夜の時間が半ばする日と言うのにその昼夜の区別もつかない空模様である。
この春から低反発のバット採用となった甲子園。ただでさえ飛距離がでないのに右から左への強風。そんななかでも選手はしっかり風に負けないプレーで全力をぶつけ合ういい試合が続いた。
大会ホームランも激減して、これから勝ち進むにつれて、きっときめ細かいベースボールが増えてくるだろう。見どころ満載である。
ところで、お隣の平群は小菊の産地。花の保ちがだんぜんいいし安いから、仏壇のお花も平群の道の駅で買う。この時期道の駅は奈良特産イチゴ「古都華」を求める人で満車、大阪ナンバーも押しかけてくるぐらい人気でなによりなことである。