農小屋の風読む仕掛け青嵐
矢田の里山歩き。
このあたりは、神話で天磐船に乗ってきた饒速日命(にぎはやひのみこと)が射った矢が落ちたところに降臨したと伝わる里で、見た目は典型的な谷戸の里山風景が広がる。
その谷戸に開けた市民農園にはペットボトルを加工した風車がからからとまわり、小屋の屋根には風力計がのるなど、矢田ならではの様相を見せている。
以前に、楼門にプロペラが奉納された飛行機の神さまのことを紹介した。
おとぎ話のような神話伝説だが、古代の混沌とした時代のことなど夢想しながら散歩するのも悪くない。