老の手に塩吹く汗のありにけり
塩になるほど汗をかいたのは久しぶりだ。
恒例のZOOM句会が早く終了したので、夕方の二時間ばかり菜園に出て西瓜などを植えた。
農作業というのはなにごとも午前中の方がいいのだが、八時を過ぎるととても暑さには耐えられそうもない、かと言って早朝というのはいろいろやることもあって、その二時間の確保をしようと思えば4時頃から始めねばならずちと難しい。
そこで午後、それも夕方の二時間ほどとなるとやはり4時ごろからということになる。これなら暑さもだんだん和らいでくる時間帯なので意外にはかどることになる。
とは言え、今日などはスコップを持ったので汗が流れた。皺だらけの腕に塩が浮き、さらに濡れて黒い土にまみれて我ながら満足の帰宅であったと言える。