筋雲のきざはし渡る後の月
十三夜はとうに過ぎた。
今年の十三夜はあいにく曇りで姿は拝めなかったが、明くる14日はこれ以上ないくらい澄み切った夜空で、十四日の月に照らされた筋雲が西から東へ流れているのがくっきりと浮かび、それはそれは素晴らしい月と雲のコンビネーションであった。
その後あまり天気には恵まれないようで、ここ数日は夏に戻ったような天気だ。空の具合ももうひとつさえない。ここしばらくは九月の気温が続くらしく、折角長袖に馴染んだというのに今日はTシャツ一枚に逆戻りとなった。夜になってもとくに問題はないようで、室内は夏日の25度を軽く超過。
過ごしやすいのはいいが、紅葉が待たれる今は順調に季節が進むことを期待するばかりである。